バレンタイン~シャーリーとルッキーニの場合~ 

バレンタイン~シャーリーとルッキーニの場合~


「ね~シャーリー」
「なんだ?」
いつものようにストライカーユニットの調整をしているシャーリーにルッキーニが話しかける。
「今日って何の日か知ってる?」
「今日?なんだっけ…」
この日は2月14日、世に言うバレンタインデーである。
そして前日の2月13日はシャーリーの誕生日だったのだが、シャーリー本人がそういうことを気にしてない様子。
「えへへ~これ」
そう言ってシャーリーの前に包みを出すルッキーニ。
「なんだこれ?」
「開けてみて」
言われたとおりに包みを開くシャーリー。
包みの中にはフルーツがたくさん載せられたタルトが入っていた。
「うわ~美味そうだな」
素直に感嘆の声をもらすシャーリー、ルッキーニは至極満足そうである。
「シャーリーにプレゼントだよ~誕生日とバレンタインの♪」
「そっか~、ありがとな」
ルッキーニの頭に手を伸ばし、お礼に頭を撫でる。
「うじゅ…ねぇ、シャーリーからは?」
「あたしから?…あ~…悪い忘れてた」
「え~ひどい」
風船のように頬を膨らませて不機嫌そうにする。
「悪い悪い、これから何か作るからさ~」
「絶対だよ~」
そう言い合いながらハンガーを出ていく二人であった。


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[ 2009/02/06 16:24 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)